青森市・三内霊園の保守点検に行ってきました

こんにちは、青森県内でお墓・記念碑の工事をしている番地銘石です。青森ではすっかり雪景色になり毎朝の雪かきに追われています。 先日、青森市の三内霊園にてお墓の保守点検を行いました。その際の様子をご紹介いたします^^

このお墓の持ち主であるお客様は、他の石材店様にてお墓の建立をされたのですが、その後、お墓の目地の補修で当店にご依頼くださった方です。お墓に問題がないか、点検を行いました。

 

建立から時間が経っているため、階段の部分と土間の部分の左官の洗い出し加工が劣化し、ヒビが入ってしまっています。土間の部分の手前側には水はけの問題で、少し水が溜まったような状態になっています。

 

お墓の台座(芝台)を側面から見たお写真です。年月が経ち、ヒビが入ったところから水が入ってしまい、冬場のうちに凍ってしまって、ここまで剥がれてしまったのだと思います。

 

お墓の上台と中台の間の石です。当店が目地の補修をさせていただいてから10年以上が経っていますので、目地も劣化し、取れてしまっています。また、その部分に水垢も溜まっています。

このように、お参りをされていて気になるところをご自身で見つけてご連絡をくださる方は良いのですが、遠方にお住まいであったり、なかなかお墓参りに行くことができない方もたくさんいらっしゃいます。そのような皆様のお役に立てますよう、番地銘石ではこれまで工事させていただいたお客様のお墓を保守点検させていただいております。(現在までに建立や修理をさせていただいた件数が多いので、年によって点検する霊園が変わります。今年は三内霊園の点検年でした。)

お墓の状況をお写真にお納めし、点検表とお写真を、お住まいがお近くの方には直接お渡ししたり、遠くの方にはご郵送しております。

こういった点検を差し上げることで「お墓がどうなっているか気になっていたけれど、冬場はなかなかお参りに行けないので、代わりに見てもらえて助かりました。」というお声や、「あちこちお墓が傷んでいるのを教えていただいたので、大きな修理が必要になる前に、修理をお願いしたいです。」というお声を頂くことが多々ございます。

番地銘石では建てておわりではなく、建ててからが本当のお付き合いの始まりだと思っています。温かな春を迎え、お客様が気持ちよくお参りできますよう、今後も保守点検を継続していきたいと思います。お墓について何か気になることがございましたらお気軽にご連絡下さい。